花を届けてください [Tettoの弾き語り]



さあ あなたが描いた花を届けてください
何度も受取るたびに心の踏み石のようになって
だからここまで歩いてこられた
さあ扉を開けて届けに来てください

そう あなたが描いた空を仰いで思う
待ち望んでいた私が違う世界に入り込み
時を忘れてしばし佇む
異次元の世界に浸りながら酔うよ

だけどだけどあなたの姿が見えないさびしさに
立ち上がるには直筆の原画が欲しい
その後は私がやさしく奏でる約束をしよう

だからあなたが描いた夢を届けてください
わたしは望んでいますあなたの不思議な力を
ぜいたくは言えないけど
もう少しだけください
あなたが描いた未来を私に届けてください
nice!(0)  コメント(0) 

娘を祝う歌 [Tettoの弾き語り]



お前を生まれてから初めて家に迎える日に 
病院からの帰りの車
近くの踏切を できるだけ揺れないように
運転したのを覚えています 
今でもはっきりと

その時はまだかごの中にいた小さな命
やがて歩けるようになった
うれしさに わたしの手を振りほどいて
店の中を歩いて行ったね 
ぬいぐるみにおどろいていたね

運動会のかけ足はあまり速くなかったけど
弓道では凛々しい姿を見せてくれていたね
はかま姿で弓を引く勇姿が
今でも瞼に 残っているよ

これからの新しい門出 楽な道 苦しい道 
広い道 そして狭い道も
ぬいぐるみに出会った時の かろやかな足取りを 
ずっと忘れないで
いばらの道も 力強く歩いてください
いばらの道も 力強く歩いてください

nice!(0)  コメント(0) 

ミラクル音頭 [Tettoの弾き語り]



それはいつもプラス思考でミラクルラッキーよびこむぞ

目覚めた朝のお日さまに感謝の気持ちでスタートだ
早速茶柱 浮き浮きで 楽しい心に夢叶う
いつも女神がついて回るきょうも一日ばっちりさ

雨が降っても傘差せば 雨だれの音がリズミカル
心がけひとつで幸運が 七福神に出会うかも
それはいつも前向きに チャンスだ奇跡だ呼び起こせ

失敗があるから工夫をして 積み重なるから向上へ
相手のミスには寛容に 心が豊かだ宝物
無欲で元気で笑顔万両 謙虚な姿勢に福来る

悪口陰口たたかずに 愚痴らず弱音もはかないで
明るくいつも上を見て 試練をらくらく乗り越える
どんなに暗い道なれど朝が来ない夜はない

自分をかっこよく見せようと 背伸びをしないし気どらずに
素直に欠点認めれば 人は勝手にやってくる
味方だ仲間だ財産だ よろこぶ茶入れておもてなし

それはいつもプラス思考でミラクルラッキーよびこむぞ

nice!(0)  コメント(0) 

惑いのままに [Tettoの弾き語り]



ある晴れた日曜日に
思いあぐねて迷い道に
私はなぜ生まれてきたの
どんな役目があるのだろう

別に初めての惑いじゃないけど
そのたびにあちこちさまよい
でも答えはわからずじまい
どんなに訪ね歩いても

どうせ生きていくのなら
楽しくあればそれでいい
それは求めてる答えにならない
でも誰か知っていても
教えないでください
迷い傷つき転びながらも
そんな道を歩きたいから

ある梅雨の木曜日に
私が生まれたわけがあるの
今のままでいいのだろうか
不安はいつも付きまとう

一人では生きてゆけない真実
だから人ごみにのまれて
初めて気がつくぎこちない自分に
だけど確かな残された力の
すべてを振り絞る人のために
夢は破れても心が
満たされればそれでいい


nice!(0)  コメント(0) 

最後の道標 [Tettoの弾き語り]



君と歩いた道を辿る 思い出だけをたずさえて
記憶のままに君を追って 行けばきっと逢えるから

公園の噴水でたわむれ歌をうたい
手を組み肩を抱き歩いたね
だけど今君はいない せつなくつらい思いだけ
ぽっかり空いた心の隙間を
どうして埋めることができるだろう

何度もある分かれ道も ときめく心に夢中で
思い出せない道標 後戻りして確かめて

もう術がないほどに ずっと歩きつくし
何度やり直しても 君はいない すべての道を選んでも

思い当たる道を くまなく歩き そして行き着いた分かれ道
これが最後の道標 二度と引き返せない 道標
やり直しがきかない 最後の 最後の それでも迷う道標

nice!(1)  コメント(0) 

妖精のささやき [Tettoの弾き語り]



真夜中のささやきはいつもなら寝静まる時に
秘かに起きて待っている妖精を
きのうの約束が本当なら来てくれる
だけど幻想だったのかも知れないね
きっといや多分 それでも待っている
かすかな期待を持って 

もし本当に来てくれたなら 眠り薬を呑ませて
眠った隙にあなたの心の内側を こっそり盗み見して
ぼくがその中にいなければ 
ぼくへの熱い想いを入れて戻してしまいたい


突然妖精が 耳元でささやく
私よりあなたの夢を追い求めるなら
希望に生きるあなたに私から寄り添うわと
心地よいささやきに 眠らされたのはぼくだった
だけど夢を求める自分に変わっていたよ
大きな希望を持って

真夜中のささやきは 秘かに約束守ってくれた
妖精が心の中にいる安心を
妖精がささやく あなたの心に私がいても
あなたの夢が育って生きている
きっといや確かに力強く
生きている
nice!(0)  コメント(0) 

小さな奇跡 [Tettoの弾き語り]



あなたは 今 生きている
あなたが 今 ここにいること
すでに それだけで 奇跡かもしれない
   
ここまで 生きてこられた奇跡
あなたと出会った奇跡へとたどる
新しい生命が 誕生する奇跡 

あなたがそばにいるだけで
あなたが微笑んでいるだけで
こみあげるうれしさ正直な心で 

過大な期待に気持が揺らぐ時
あなたはあなたらしくあればいい
心を静めようとそう言い聞かせた
 
原点に返れば 心が落ち着く
そこからまた何かが見えてくる
あなたが 今日もさり気なく いるだけで
あなたが 今日もさり気なく いるだけで
nice!(0)  コメント(0) 

終日コンチェルト [Tettoの弾き語り]



いつもの時刻に家を出て 互いに知らぬ人だけど
いつもの顔ぶれの停留所 なにをやってる人たちか 
駅に着いたら快速は 前から2両目の右のドア 
次の乗換えの階段に1番近いのさ
毎日同じ連続で 計ったような分刻み 
ゆううつな長い1日の始まりだ

会社に着けばまず朝礼 いきなり社長の飛ぶ檄に
平静装う部長に課長 放心状態の係長
うだつのあがらぬ万年主任 情けない面々に
笑いをこらえるこのつらさ 修行の忍耐さ

ようやく外出訪店先は あこがれ受付嬢のいるところ
きのう手に入れた小さな造花を こっそり渡してにこっとされて
これがなにより活力源 失敗許されぬイメージ作り 
機が熟すまでの熱演技 いつ実る

いっしょに戸籍に入りたい あなたの味噌汁飲みたいな 
こんな言葉の行く末は 目に見える

いよいよ仕事にとりかかる 練習したマニュアルうろ覚え
とりあえず心を落ち着けて おべっかつかって愛想つかされ
きょうもやっぱりだめだった あきらめいいけど 意気地なし
やる気がないのとあいまって 救いなし

戻った会社で叱られて それでもめげないプラス思考
あしたは必ずまたくると ここが試練の真骨頂 
帰りに上司の悪口を さかなにすればわき出るつまみ 
公園で一人飲む酒は 心を満たす特級酒

毎日同じ連続で 計ったような分刻み
ゆううつな長い一日が今終わる
nice!(0)  コメント(0) 

孤独の愛 [Tettoの弾き語り]



例え息が 止まりそうでも
決して負けやしない まだ気迫があるのなら 
見えない敵に 立ちふさがり 闘う姿勢を維持してみせる
ここで倒れないさ まだ心が募るなら
必ず君に向けて 微笑んでみせる

例え意識が うすくなっても
最後まであきらめやしない まだ余力があるのなら
助けてくれる 人もいるさ 立ち上がることがほんとの勇気
目が開かなくなっても まだ声が出せるなら
必ず君にやさしい 言葉で話すよ

例え天の声がしても 
もうだめだなんて言わないで まだ鼓動があるのなら
背中の方へは倒れずに 前向きの気持ちが最後の望み
体が動かなくなっても わずかな想いが残るなら
必ず君に向けて 祈りを捧ぐよ

nice!(1)  コメント(0) 

柔らかな時 [Tettoの弾き語り]



夢を見ていた頃は あなたの澄んだ瞳が 
なにを映し 甘い声で何を語るの
想像すらしなかった 柔らかな日々は過ぎ行く
 
今朝目覚めて気づいた 私の無垢な瞳に
あなたが映り私の心があなたで染まる
改めて知った 柔らかな日々は過ぎ行く

少しだけでいいのほんの少し 私がもう一度眠るまで
あふれる想いがこぼれ落ちないように
幸せに浸り 喜びに甘えるほんの少しそばにいて
柔らかな時に包まれて

失っていた気持ちに ふと気がつく
ありがとうの言葉も忘れかけていた 
だけど時は刻まれ 柔らかな日々は過ぎ行く

もう少しだけもう少し 私が深く眠るまで
豊かな愛が こぼれ落ちるように
それを知らずに受け止めている 私になる時が欲しい
柔らかな愛に包まれて
柔らかな愛に包まれて


nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。