ほろにが峠 [Tettoの弾き語り]



年老いた母を故郷に残してひとりで家を飛び出した
少しの間の辛抱だよと不安を抑えて話したよ
遠くの汽笛がさびしく響く いまだに夢はかなわずに
建設現場 地下鉄工事 生きることだけ考えた

捨てたプライドが人生を強く歩かせてくれる
描いた道路は遠くても踏み分け道を歩いてる 
地図にはない荒れ道も 辿りつく先がある

目を閉じれば両手を合わせて祈る母の姿が
心の中で許して欲しいと言ってる自分が忍びない
恋人と意地の張り合いで 愚かな別れになったけど
あなたを巻き込まなくてよかったと言い訳して取り繕う

明日もどこかで生きている 夢などいつしか忘れても
前に進む気持ちだけがここまでこさせてまた歩く
例え針路が変わっても周りの景色が違っても

夜道の風がひんやりと 心の中を吹き抜ける
まとわりつく子犬を抱いてぬくもりを感じあう
親を知らないお前にもある幸せを探しに行こうか

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

愛があれば愛の怯え ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。